名曲の壺 - Fishin 4 Groove -
2008/05/31 (土) 12:10 | Reggae
Long Beach Dub Allstars - Right Back

Bradley Nowell (ブラッドリー・ノウェル) の死後、残された Sublime (サブライム) のメンバーである Eric と Bud が中心となって結成された Long Beach Dub Allstars (ロングビーチ・ダブ・オールスターズ)。
名前から推測できるように、California 州 Long Beach で育った二人が、Sublime で築き上げた Reggae,Dub×Rock,Punk というスタイルを継承。
Brad の声は聴けなくとも、彼の残した音楽を存分に楽しめます♪

そんな LBDA の 1st アルバムが、『Right Back』。
この中から極上のナンバー、"Rosarito" をご紹介!

ゆる〜いボーカル&コーラスのハーモニーから始まる、お決まりの Reggae の裏打ちのリズム。
たまに入る Dub 的なサウンドもいい味出してますね。
何と言っても Brad にも引けを取らない、心地よいボーカルが最高です★
それに絡むコーラスもかなりいい感じ!
ドライブには持ってこいの曲です!

それもそのはず。
この曲の歌詞は、平日は学校、週末は仕事というつまらない日常を送っていたある男が、何かを変えるために 『天国 = Rosarito(メキシコの地名)』 に向かって車を走らせるという内容。
結局彼は、何もかも現実と違っていた Rosarito で、水(海?)の色だけが同じだったということに気付き、何も変える必要はないと悟って、California に帰っていきました。
平凡な日常から逃れたいという気持ち、誰でも一度は思ったことがあると思います。
そんな思いを綴った曲ではないでしょうか?

この LBDA はこの後に、『Wonders of the World』 というアルバムをリリース。
このアルバムの代表曲 "Sunny Hours" では、つい最近世間を賑わした Black Eyed Peas (ブラック・アイド・ピーズ) の will.i.am (ウィル・アイ・アム) が参加。
米大統領選挙、民主党候補の Barack Obama (バラック・オバマ) 氏のスピーチからインスピレーションを受けて作曲した、"Yes We Can" は衝撃的でしたね。

その翌年、残念ながら LBDA は解散。
しかしながら、Eric が中心となって Long Beach Shortbus (ロングビーチ・ショートバス) を結成。
アルバム 『Flying Ship of Fantasy』 も Sublime, LBDA の音楽を継承ているすばらしい出来です★
今度こそは長く活動を続けて欲しいものですね。


  


◆ アルバム詳細 + 試聴 : Long Beach Dub Allstars / Right Back , Long Beach Dub Allstars / Wonders of the World , Flying Ship of Fantasy
Long Beach Dub Allstars / Rosarito

お気に入りに追加

▼ この曲を他のブログで検索 ▼

にほんブログ村 音楽ブログへ 人気blogランキング FC2 Blog Ranking
2008/05/17 (土) 14:22 | Rock
Blktop Project - Blktop Project

Chicago から Memphis, New Orleans。
Blues, Rock'n Roll、もっと言えばアメリカ音楽のルーツをさかのぼって行くこの南北のルートを、Tommy Guerrero (トミーゲレロ)、Ray Barbee (レイ・バービー)、Matt Rodriguez (マット・ロドリゲス) という、いずれもプロスケーターとミュージシャンという2つの顔を持った3人が旅をする。
その過程で旅の空気を詰め込んだ曲をセッション、レコーディングという斬新なプロジェクトこそが、彼らの名前 "Blktop Project (ブラックトップ・プロジェクト)"。

ソロとしてもオリジナリティ溢れる音楽スタイルを確立している、Tommy と Ray ですが、こういう形で共に曲を作り、Rock, Rap, Funk, Soul, Jazz など様々なジャンルから要素を取り入れることによって、また別の新たなスタイルを打ち出しています。
全体を通してメロウな感じで、旅の空気が自然と伝わってくる心地よいアルバムになっています。

中でも、このアルバムの最初を飾る "Beans for Breakfast" の持つ雰囲気は極上ですね。
Ray の流れるように滑らかなギター、Tommy の静と動を併せ持つベースがドラムのリズムに絶妙に絡んでいます。
曲自体はすごく単調ですが、"静" のパートと "動" のパートのつなぎというかバランスというか、計算し尽くされたようでもあり自然でもある流れに、す〜っと引き込まれますね。

このアルバムに収録されている "Rained Out" は 『Sprout』 というサーフムービーのサントラにも入っています。
こちらも、Tommy Guerrero, Ray Barbee, HIM, Tortoise といったメロウでクールなアーティストが顔をそろえています。
是非チェックしてみてください★
それから、発売されたばかりの Blktop Project の 2nd Album 『Lane Change』 も♪

  


◆ アルバム詳細 + 試聴 : Blktop Project / Blktop Project , Blktop Project / Lane Change , Sprout [Soundtrack]
Blktop Project / Beans for Breakfast
お気に入りに追加

▼ この曲を他のブログで検索 ▼

にほんブログ村 音楽ブログへ 人気blogランキング FC2 Blog Ranking
2008/05/10 (土) 15:44 | R&B / Soul
Huey "Piano" Smith & the Clowns - High Blood Pressure

今回の 名曲の壺 は、久しぶりにニューオーリンズから♪
New Orleans 出身の Huey "Piano" Smith (ヒューイ・"ピアノ"・スミス) は1950年代後半から活躍した R&B ピアニスト。
幼少の頃からピアノに触れ、8歳にしてオリジナルの曲を作曲し、Little Richard (リトル・リチャード) の最初のバンドでピアノを担当するなどすばらしい経歴を持っています。
後に New Orleans を代表するピアニスト、Dr.John (ドクター・ジョン) などにも多大なる影響を与えているそうです。
R&B ピアニストとはいっても、New Orleans 出身のミュージシャンだけあって、R&B だけにとどまらず、Rock'n Roll や Blues など様々なジャンルの音楽の要素をうまく取り入れていますね。
曲調も明るいものばかりで、すごく聴きやすく、元気を与えてくれる音楽ではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、"Witcha Way to Go" という曲。
ま〜ったりミドルテンポの曲ですが、色んな音がいっぱいに詰まった『ガンボ』のように濃厚な曲です(笑)。
イントロから軽快にリズムを刻む Smith のピアノ、い〜い感じに味をだしているコーラスとホーン隊も曲調に絶妙にマッチしています!
聴いているだけで本当に元気が沸いてくる、そんな曲です。

このアルバムには、、"Witcha Way to Go" のほかにも "Don't You Just Know It" が収録されています。
映画 『Snatch (スナッチ)』 に起用されたり、数年前には Suntory (サントリー) の 『DAKARA (ダカラ)』 のCMにサビの部分が使用されていたので、こちらの方が馴染み深いかもしれませんね。
「Ah-ha-ha-ha〜」のあの曲です(笑)
両曲ともかなりいい感じの曲ですので、是非聴いてみてください♪

関連記事 ⇒ Iko Iko / Dr.John , Mardi Gator / Papa Grows Funk

 

◆ アルバム詳細 + 試聴 : Huey "Piano" Smith & the Clowns / High Blood Pressure , Snatch: Stealin' Stones & Breakin' Bones [Soundtrack]
Huey "Piano" Smith and the Clowns / Don't You Just Know It

◆ DVD : Snatch
お気に入りに追加

▼ この曲を他のブログで検索 ▼

にほんブログ村 音楽ブログへ 人気blogランキング FC2 Blog Ranking
2008/05/03 (土) 23:37 | Rock
The Verve - Urban Hymns

90年代後半の名盤を語る上で、忘れてはならないのが The Verve (ザ・ヴァーヴ) の 3rd アルバム、『Urban Hymns』。
独特な旋律でこのアルバムの幕を開けるのは、"Bitter Sweet Symphony"。
このストリングスの音色は、The Rolling Stones (ザ・ローリング・ストーンズ) の "The Last Time" (オーケストラバージョン) からのサンプリングです。
無断で使用したとも言われていますが、実際は無断で使ったことではなく「サンプリングを使いすぎた」ことが問題となり、この曲のクレジットは "Keith Richards and Mick Jagger" となったそうです。

とはいっても、周知が認める名曲であることは事実。
The Verve のフロントマン、Richard Ashcroft (リチャード・アシュクロフト) の大親友でもある Oasis (オアシス) の Noel Gallagher (ノエル・ギャラガー) は、この音を手に入れたときに30回連続で聴いたというエピソードや、Live 8 の Coldplay (コールドプレイ) のステージにて、Chris Martin (クリス・マーティン) が 「世界一のシンガー」 として Richard を紹介し、「今までの最高の曲」として "Bitter Sweet Symphony" を共演したということからも、この曲のすばらしさが伺えると思います。

さて、この The Verve ですが、『Urban Hymns』 をリリース後、残念ながら2度目の解散をし、Richard もソロ活動を中心に音楽を続けていましたが、2007年に再結成。
何と Summer Sonic 08 (サマーソニック 08) のヘッドライナーを務めるそうです。
意外にも日本発公演。
是非お目にかかりたいですね♪

ちなみに…。
このアルバムに収録されているもう一つの名曲 "The Drugs Don't Work" は、ガンに苦しんでいた Richard の父親のことを歌った曲だそうです。
ラブソングにも聞こえるほどに美しく、儚い曲です。
この曲は Ben Harper (ベン・ハーパー) にもカバーされ、以前紹介した彼のライブアルバム 『Live From Mars』 にも収録されています。
Richard Ashcroft と Ben Harper、全く声の質は違いますが、どちらもマジでヤバいです。

もう一つちなみに…。
これまた以前紹介した、原曲が Oasis の "Cast No Shadow" は前に述べた Noel Gallagher が Richard Ashcroft に捧げた曲です。
1度目の解散から茫然自失となった Richard を再び音楽の世界に連れ戻したのが Noel だったみたいですね。
すばらしいエピソードです。


関連記事 ⇒ カバー曲特集 , Cast No Shadow / Blackgold Massive , Power of the Gospel / Ben Harper

 

◆ アルバム詳細 + 試聴 : The Verve / Urban Hymns , The Rolling Stones / Out of Our Heads , Ben Harper and the Innocent Criminals / Live from Mars
The Verve / Bitter Sweet Symphony , The Rolling Stones / The Last Time , The Verve / The Drugs Don't Work , Ben Harper & The Innocent Criminals / The Drugs Don't Work
お気に入りに追加

▼ この曲を他のブログで検索 ▼

にほんブログ村 音楽ブログへ 人気blogランキング FC2 Blog Ranking
copyright © 2005-2009 Meikyoku-no-Tsubo All Rights Reserved.