名曲の壺 - Fishin 4 Groove -
2008/05/03 (土) 23:37 | Rock
The Verve - Urban Hymns

90年代後半の名盤を語る上で、忘れてはならないのが The Verve (ザ・ヴァーヴ) の 3rd アルバム、『Urban Hymns』。
独特な旋律でこのアルバムの幕を開けるのは、"Bitter Sweet Symphony"。
このストリングスの音色は、The Rolling Stones (ザ・ローリング・ストーンズ) の "The Last Time" (オーケストラバージョン) からのサンプリングです。
無断で使用したとも言われていますが、実際は無断で使ったことではなく「サンプリングを使いすぎた」ことが問題となり、この曲のクレジットは "Keith Richards and Mick Jagger" となったそうです。

とはいっても、周知が認める名曲であることは事実。
The Verve のフロントマン、Richard Ashcroft (リチャード・アシュクロフト) の大親友でもある Oasis (オアシス) の Noel Gallagher (ノエル・ギャラガー) は、この音を手に入れたときに30回連続で聴いたというエピソードや、Live 8 の Coldplay (コールドプレイ) のステージにて、Chris Martin (クリス・マーティン) が 「世界一のシンガー」 として Richard を紹介し、「今までの最高の曲」として "Bitter Sweet Symphony" を共演したということからも、この曲のすばらしさが伺えると思います。

さて、この The Verve ですが、『Urban Hymns』 をリリース後、残念ながら2度目の解散をし、Richard もソロ活動を中心に音楽を続けていましたが、2007年に再結成。
何と Summer Sonic 08 (サマーソニック 08) のヘッドライナーを務めるそうです。
意外にも日本発公演。
是非お目にかかりたいですね♪

ちなみに…。
このアルバムに収録されているもう一つの名曲 "The Drugs Don't Work" は、ガンに苦しんでいた Richard の父親のことを歌った曲だそうです。
ラブソングにも聞こえるほどに美しく、儚い曲です。
この曲は Ben Harper (ベン・ハーパー) にもカバーされ、以前紹介した彼のライブアルバム 『Live From Mars』 にも収録されています。
Richard Ashcroft と Ben Harper、全く声の質は違いますが、どちらもマジでヤバいです。

もう一つちなみに…。
これまた以前紹介した、原曲が Oasis の "Cast No Shadow" は前に述べた Noel Gallagher が Richard Ashcroft に捧げた曲です。
1度目の解散から茫然自失となった Richard を再び音楽の世界に連れ戻したのが Noel だったみたいですね。
すばらしいエピソードです。


関連記事 ⇒ カバー曲特集 , Cast No Shadow / Blackgold Massive , Power of the Gospel / Ben Harper

 

◆ アルバム詳細 + 試聴 : The Verve / Urban Hymns , The Rolling Stones / Out of Our Heads , Ben Harper and the Innocent Criminals / Live from Mars
The Verve / Bitter Sweet Symphony , The Rolling Stones / The Last Time , The Verve / The Drugs Don't Work , Ben Harper & The Innocent Criminals / The Drugs Don't Work
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